【道具】ペンキによる壁紙リフォームで必要な15個の道具
値段は大体になりますが、ペンキによる壁紙リフォームで必要な道具をまとめてみました。
ペンキ
表示されている標準面積より多めに購入しました。一番最初に塗った1階のトイレでは倍くらいの量を塗りました。水性ペンキなので水を加えて伸ばすのですが、上手く伸びないと量が必要になります。
ちなみにペンキには水性ペンキと油性ペンキがありますが、水性ペンキは水で落ちるというわけではなく、溶剤が水であり、扱いやすいので水性ペンキがおすすめです(詳しい違いはこちら)。
我が家では色と面積に応じて以下のペンキを使いました。
カビ止めスプレー
ペンキを塗った下からカビが生えてこないようにするものです。キッチンや浴室、トイレなどの水まわりには必須です。
今回はペンキの下に塗りましたが、気になる方は漆喰や珪藻土、壁紙(クロス)でリフォームされる際にも使用した方がいいと思います。
値段は1,000円弱でした。
ヤニ、シミ止めシーラー
リビングがヤニで汚れていたために購入しました(父が昔吸っていたもの)。
このようなシーラーで仕上がりに差も出ますので、購入しておいた方がいいと思います。大きめのものだったため、5000円ほどでした。
壁押さえスプレー
和壁の場合の必需品です。これがないと塗っているときに砂や繊維がポロポロ落ちてきます。
我が家では和室の壁をペンキで塗ったときに使用しました。
ハケ
壁の「隅」を塗るときの必需品です。ホームセンターで70円くらいでした。
1本あれば十分です。水性ペンキの場合、洗って長く使えます。
ローラー本体
全体をムラなく、簡単に広範囲を塗るための必需品です。壊れることもないと思うので、一度買ったら半永久的に使えます。
ホームセンターで300〜400円ほどでした。
ローラー(スペア)
本体に取り付けるもの。凹凸のある壁紙にペンキを塗る場合、中毛〜長毛のものを選びます。毛が長くないと、ペンキがクロス凸凹の奥に入っていきません。
2個入りで200〜300円でした。1〜2部屋なら1個あれば十分です。部屋数が多くなるにつれて毛が傷んできます。3箇所(トイレ2箇所とリビングの半分)を塗って、スペアと交換しました。スペアはローラー本体のサイズと同じものを選びます。
バケツ(ペンキ用)
ペンキを入れるバケツです。これがないとローラーで「濾す」という作業ができません。狭い範囲を刷毛のみで塗る場合にはなくてもペンキを塗れなくはないのですが、合った方がいいです。
ローラーが入り、かつ手で持てるサイズのものを選びます。壁紙を塗る場合、利き手ではない方で持ったまま作業することが多いので、あまり大きいと負担になります。
洗って何度でも使えます。300〜400円でした。
ネット(バケツ用)
バケツにセットします。ローラーやハケについたペンキを落とす(濾す)のに必須です。インターネットで購入する場合、バケツとセットになっていることもあります。
200〜300円でした。
マスキングテープ
柱や電気カバーをペンキから守るために必須です。セロハンテープ等とは違い、「のり」が残りません。
幅も色々ありますが、私は幅が狭いもの(15mm)と広いもの(30mm)を購入しました。
幅が狭いものはある程度汚れても目立たないトイレで活用したり、カーテンレールやパイプなどに新聞紙を巻いたときに使い、太いものは巾木や柱に使用しました。
両方とも3〜5本入りで400円ほどでした。
壁紙(補修シール)
壁紙が剥がれたところに貼りました。ペンキを塗ってしまうので、出来栄えにはそんなに影響ないような気もします。
85×120mmが2枚入っていて、後ろにノリが付いているものを購入しました。400〜500円でした。
補修材(かべシール)
上記のような壁紙シールよりも、こちらの壁シールを多用しました。画鋲で穴の空いたところに押し込むように塗り込んでいきます。
また、年月が経ってクロスが浮いてきて、つなぎ目が広がったところにも塗りました。上からペンキを塗るのですが、隙間がない分出来栄えは良くなります。
ちなみにボンドでは上手くできませんでした。
400〜500円でした。
ヤスリ
補修材を塗った後、僅かにでこぼこになります。
気になる方は購入をおすすめします。我が家は最初だけ活用し、あとは使用しませんでした。
接着剤
剥がれた壁紙を貼り付けます。通常の木工用ボンドでは付かなかったので、こちらを購入しました。
壁紙が剥がれているお家には必需品です。
300円〜400円でした。
養生テープ、養生シート
床、巾木、回り縁の汚れが気になる方は購入をおすすめします。
我が家は4〜5部屋だったので、新聞紙やビニール袋で代用しましたが、ペンキを塗る部屋の数が多い方は買っておいてもいいと思います。
ブルーシートであれば、台風などの災害時にも役立ちます。
その他:個人的に…
個人的におすすめなのが「壁紙屋本舗」さんで扱われているこの商品です。
このペンキセットはブリキのものも注文できるとのころで、プラスチックのペンキセットより愛着が湧きそうです。レトロな感じが可愛らしく、壁紙を塗り終わったら他の場所も塗りたくなってしまうようなデザインです。私はペンキを塗り終わってからこの存在を知ってしまいました…
近所のDIYショップで手頃なものを購入するより、折角ならばブリキのものにしよう!という方はチェックしてみてはいかがでしょうか。